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W.D.ギャンの投資理論




★W.D.ギャンの28のルール


「ルールに従うことのできない人は投機や投資はやめた方がよい。
失敗に終わることが確実だからである。
道はどちらかひとつ、ルールを厳格に守るか、全く守らないかである。」 (W.D.ギャン)


第1条 資金管理と損失限度
資金配分を厳密にすること。
売買に用いる総資金を10等分し、1回の売買における損失限度は総資金の10分の1にすること。

第2条 ストップロスは必須
ストップロスを必ずおくこと。損失限度を計算した上、ポジションを持つと同時に行うこと。 

第3条 オーバーポジション厳禁
過剰な売買を決してしないこと。資金配分に従ったポジション量を厳守すること。 

第4条 トレーリングストップ
利益を確保した後は損失とならないように、ストップロスを変更すること。

第5条 トレンドフォロー
トレンドに逆らわないこと。トレンドに確信が持てないときは売買しないこと。 

第6条 迷いは禁物
迷った時は手仕舞うこと。迷った時はポジションを持たないこと。 

第7条 流動性とボラティリティ
活発に売買され、値動きのある市場で売買を行うこと。 

第8条 リスク分散
リスクを分散し、資金の集中を避けること。

第9条 指値注文の禁止
指値をしてはならない。売買の価格を決めず、成り行きで売買すること。

第10条 手仕舞いルール
確固たる理由なしに手仕舞いしないこと。

第11条 余剰資金
実現利益は別勘定として保有すること。

第12条 小利益売買の禁止
わずかな利益狙いの売買(スキャルピング)をしないこと。

第13条 難平禁止
難平(ナンピン)は決してしてはならない。これはトレーダーがするかも知れない最悪の失敗の1つである。 

第14条 待つことの重要性
我慢できずに手仕舞いしたり、待ちきれずにポジションを持たないこと。 

第15条 利小損大の禁止
小さな儲けと大きな損は避けること。

第16条 ストップロスキャンセルの禁止
ストップロスは決してキャンセルしてはならない。

第17条 頻繁売買の禁止
過剰に頻繁な売買は避けること。

第18条 ショート(売り)の活用
ロング(買い)だけではなくショート(売り)も活用すること。

第19条 値頃感の禁止
決して値頃感で売買してはならない。

第20条 ピラミッディングのタイミング
ピラミッディング(買い増し、売り増し)のタイミングに注意すること。
レジスタンス・サポートをブレークしてから買い増し、売り増しをすること。

第21条 ピラミッディングの選択
買い増しするときは強い上昇トレンドを示すもの、売り増しするときは強い下降トレンドを示すものを選ぶこと。 

第22条 ヘッジの禁止
同業種他銘柄、あるいは他限月の反対売買等のヘッジ行為はしてはならない。 

第23条 理由とルールに基づいた売買
明確な理由なしにポジションを変えないこと。明確な理由のもと、明確なルールに従って売買を行うこと。

第24条 利益確保後の売買の禁止
十分な利益を確保した後は、意味のない頻繁な売買を行わないこと。 

第25条 天底に関する憶測の禁止
相場の天底に関して勝手な憶測を行わないこと。 

第26条 不確かな助言による売買の禁止
自分より優れた人の場合を除き、他人の助言に基づいた売買は行わないこと。 

第27条 損切り後の資金量縮小
損切りを行ったら、取引量を減らすこと。決して増やしてはならない。 

第28条 不適切なポジションメークと手仕舞いの禁止
不適切なポジションメークと手仕舞いを避けること。

補足
相場を張る上では、
「忍耐(Patience)」、「勇気(Nerve)」、「知識(Knowledge)」、「健康と休息(Health and Rest)」の4つが大切である



★相場をする時の心構え


ギャンは相場をする際のモットーとして次の11項目をあげています。

  何事にも乱されない強靭な心を持つこと。
2  友人と付き合っていく中で、自分にない何かを発見するよう努力すること。
  物事をすべて良い方に考えるようにすること。その楽観的な考え方が成功のコツである。
  最善を考え、最善を尽くし、最善を期待すること。
  他人の成功にも自分のことのように目一杯喜ぶこと。
  過去の失敗は忘れ、ここから先の輝かしい将来のことを考えること。
  常に元気で、笑顔を忘れないこと。
  他人を非難する暇があったら、自分の仕事に没頭すること。
  心配し過ぎず、怒ることに躊躇せず、怖いものは怖いと言うこと。過剰に幸福過ぎないこと。
10  自分を信じ、不言実行を実践すること。
11  自分が正しいと信じてやっている限り、必ず良い結果が生まれると信じること。



★W.D.ギャンのトレンドライン


ギャンのトレンドラインは一般にギャン・アングルと呼ばれます。
1×1(ワン・バイ・ワン)以外にも何本かギャン・アングルはありますが、最も重要なものが1×1です。

例えば、ある相場を歴史的に観察して、月足ベースで10円動くのに1ヵ月かかるという結果が得られたとします。
そこで、10円と1ヵ月で正方形となるように(正確には正方形でなくてもよく、10円と1ヵ月で形成される長方形を1対1と
見なせばよいのですが)グラフ用紙に目盛りを設定してチャートを描くのです。
例えば、上昇だと、仰角45度のライン(1×1が正方形となるように設定しなければ当然,45度にはならないのですが)
を歴史的なボトムから引きます。その後、2×1や1×2などの他のギャン・アングルを加えていきます。
(ちなみに、ドル・円相場では週足チャートで1円動くのに1ヵ月かかると考えられています。)

では,一般的なトレンドラインと比べてどこが違うのでしょうか。
まず、一般的なトレンドラインではピーク(ボトム)が1つの状態では線を引くことができません。
最低2つが必要で、さらに確認の為には、もう一つのピーク(ボトム)が欲しい。
これが、ギャン・アングルですと、1つ目のピークの後に引くことができます。
取引のチャンスを捉まえるという意味では、トレンドラインは早い時期に確認できるほど良いという訳です。






★W.D.ギャンのタイム・サイクル理論


相場の動きには周期(サイクル)、循環が存在するとギャンは考えました。
ギャンはサイクルと相場の動きについて以下のように述べています。

「未来は単に過去の出来事の繰り返しに過ぎず、
すべての事象は大サイクルと 小サイクルの組み合わせで成立しています。
新しいサイクルが始まるのは、 価格の極端な乱高下の直後と言えます。
最高値と最安値はともに過去の長い時間 の結果として現れるものであり、
この最高値と最安値へと至る期間には一定のサイクルがあります。」

高値から次の高値までの期間、安値から次の安値までの期間 もしくは上昇相場が継続した期間、
下落相場が継続した期間などにある一定のサイクルが存在するとギャンは考えました。

[大サイクル]
 90年、60年、45年、30年、20年
 
[小サイクル]
 7年、5年、3年、2年、1年

高値、安値からの1年をギャンは特に重視していました。

1年は四季の一巡であり、トレンドの変化(少なくともマイナーな変化)が必ず見られると考えていました。

このサイクル理論と関連してアニバーサリー・デイトがあります。

これは、過去の高値、安値をつけたと同じ月に重要なトレンドの転換 (天井、底)が起きているとする考えです。

また、ギャンは円の角度である360という数値が重要として、時間的ターゲットを調べるのにも、
この360などの円の角度に関する数値を用いていました。

すなわち、重要なトップ(ボトム)からカレンダー・デイで数えて、30日、90日、120日、180日、360日後に
相場は転換を示すと考えたのです

ただし、転換日は必ずしも日数ではなく、週数、月数、年数で来ることもあるそうです。
例えば、相場の転換は、30日後ではなく、30週後、30ヵ月後、30年後である場合もあるということです。



★ディケイド(ギャンの考えた年運)


これは、ギャンが10年サイクルでダウ平均株価を観測し、予測に応用したものですが、
「数秘術」の影響が感じられます。

以下、(”1”の年)は西暦の末尾が1の年を意味します。


“1”の年
10年サイクルのスタートである。基本的には弱気の年であるが、大体において底を打ち上昇に転ずる。

“2”の年
穏やかな上昇、または弱気相場の中でのラリーの年である。

“3”の年
弱気相場の始まりである。通常、前年からの上昇は3〜4月まで続いたあと、下落に転じる。
また、弱気相場が完了していない場合は2月または3月に底入れする。

”4”の年
弱気の年であるが、底入れし、10年サイクルの中で、下降サイクルの終焉に当たることが多い。

“5”の年
上昇サイクルの最初を飾る、非常に強いブル・マーケットである。

“6”の年
前年の上昇サイクルが秋まで持続し、その後急落する。

“7”の年
7という数字は弱気であり、いったん底をつけることが多い。

“8”の年
10年サイクルで最も強気の年である。株式市場全体が値を飛ばすことが多い。

“9”の年
9は10進法の中で最大の数字であり、通常、最後の強気相場を形成する。
ただし、9〜10月頃から年末にかけて弱気相場が始まり、暴落相場がスタートすることもある。
一般に年前半の相場が強ければ強いほどその後の急落は厳しいものとなる。

“0”の年
弱気の年である。戻りが2〜3月頃まで続くことが多いが、その後はかなりきつい下げが、
通常11月または12月まで続く。早ければ12月に新しいサイクルに突入し、強気サイクルが発生する。



★ギャンの価格抵抗ポイント


相場の値動きには、自然科学の中にある振動の法則に支配されていると考え、
価格の振動を厳密に調べればどのポイントで価格がサポートされ、
またどの ポイントで抵抗を受けているかを確定することが可能であるとギャンは考えました。

具体的な手法は以下の通りです。

重要な値動きのうち極端な高値と極端な安値をまず取ります。
次にその高値から安値を差し引き、レンジを割り出します。
そしてその変動の幅を8分割し、1/8の分割点、
12.5%、25%、37.5%、50% 62.5%、75%、87.5%をとると、
それが支持水準(サポートライン)、抵抗水準 (レジスタンスライン)あるいは買い場、売り場となります。
価格がそれらの ポイント付近で止まれば、トレンドの転換を示していると考え、
それが売買ポイ ントと考えます。

また、変動の幅を3分割し、1/3分割点、2/3分割点もそれが重要な支持水準 (サポートライン)、
抵抗水準(レジスタンスライン)と考えます。



★ギャン・スクエア


ギャン・スクエア(カーディナル・マップ)は文字通り方陣であり、
その方陣の中に価格に該当する数値が示されています。





基本的には相場が開始された時の価格、あるいは主要な安値を真中に据えて、
一定の数値ずつ右回りに増加させていきます。

上図の1から始まる整数のギャン・スクエアは、普遍性をもたせるべく作られた標準版です。
実際に使う場合は、中央の開始価格を投資対象(銘柄)にあわせて考慮して下さい。

使い方は簡単です。
中心の数値から外側へ数値を追っていって将来の価格の支持・抵抗ポイントを探るのです。

ギャン・スクエアの中央を通る縦横十字の部分にある数値は強い支持と抵抗ポイントを示し、
その次には、同じく中央を通る45度の斜線(対角線)上に現れる数値が重要です。

中心を通る水平線と垂直線はカーディナル・クロスと呼ばれ、この上にある数値は強力な抵抗・支持、相場の転換点、
つまり、主要な天底の数値となります。これらの数値は天底の価格差となることもあります。

また、中心を通るカーディナル・クロスと45度をなす斜線(対角線)は、フィックスド・クロスと呼ばれ、
この上の数値はカーディナル・クロス上の数値に準じるものと見ます。

ギャン・スクエア上の数値は価格ばかりでなく、時間の分析にも使われます。
天底の時間差(経過時間のことで、週単位が一般的。日単位でも月単位でもよい)を示すこともあるわけです。

カーディナル・クロスとフィックスド・クロス上の数値は、
価格、価格差、経過時間という今後の動きを示すものとなっています。

また、ギャンは、ギャン・スクエア自体が季節を示しているとも考えていました。
カーディナル・クロスとフィックスド・クロスが、左から順に
3月21日(0度、時計で言えば9時の位置)、5月5日(45度)、
6月21日(90度、時計で言えば6時の位置)、8月5日(135度)、
9月21日(180度、時計で言えば3時)、11月8日(225度)、
12月21日(270度、時計で言えば12時)、2月4日(315度)を表しているというのです。

これらは、相場の転換点は重要日から30日、60日、90日、120日、180日、360日後にあるということと
関連していると思われます。


『ギャン・スクエア・チャート 計算機』
http://www.forexwatcher.com/gann.htm



★価格と時間のスクエアリング(均衡)


トップ(ボトム)を見つける方法の一つは、
価格と時間の一致(均衡・精算 squaring of price and time)を考えることであるという理論です。

この理論では、価格の単位と時間の単位は釣り合って調整されるとしています。
すなわち、価格の単位量と時間の単位量が等しくなるポイントに注目します。

簡単な例で言えば、重要なトップ(ボトム)の価格と同じ数値分だけ日数が経過した時、
価格と時間は精算(調整)されます。

具体的には、100という価格が重要なトップ(ボトム)であったとすれば、
そこから100日経過後に相場は転換を迎える可能性が高いのです。

ただし、必ずしもこれが日数ではなく、週数、月数、年数の場合もあるそうです。
つまり、相場の転換は100日後ではなく、100週間後、100ヵ月、100年後だったりする訳です。

現在のテクニカル分析法の多くは、価格と出来高にだけ注目しているわけですが、
時間を数量としてとらえ、価格と同等の分析要素とするギャンの理論には驚嘆させられます。

「時間はすべての要素の中で最も重要なものであり、充分な時間が経過しない限り、
どんな大きな上昇も下降も始まらない。
時間という要素は値動きの大きさと出来高という2つの要素に勝るほど重要である。」



★ギャンのバイブレーション法


バイブレーション法は、天底の価格が相場に影響を及ぼし、転換の日時を暗示するというものです。

これは「アニバーサリー」や「タイム・サイクル」、「価格と時間のスクエアリング」とも関連するのですが、
もともとは占星術の手法・概念のようです。

ちなみに、東洋の「梅花心易」にも、これと同じような手法がみられます。

占星術では簡単に言うと、「バイブレーション」は天体から発せられるある種のエネルギー波を意味しています。
東洋占術でいうところの「気」でしょうか。

ギャンのバイブレーション法では重要な天底を示す価格の数値それ自体が、
ある重要なタイム・ターゲットを示唆していると考えます。

具体的に説明すると、例えば、重要な高値が1,125円とすると、11月25日に転換点が予想される訳です。

ただし、それは年内、あるいは1年後とは限らず、3年後、5年後となることもあり、注意が必要です。

この理論は、「占星術」または「数秘術」の一部として考えた方が良いかもしれません。



★ギャンと占星術


ギャンは、タイム・サイクル論を確立する上で、天体の運行に注目していました。
ギャンはラファエル版天文暦表に、幾つかのサイクルをチェックした書き込みを残しています。
循環を見つけ、それが天体の運行にもあることを認知したとき、タイム・サイクル論は占星術と結びついたのです。

「新しいサイクルが始まるのは、価格の極端な乱高下の直後と言えます。
最高値と最安値はともに、過去の長い時間の結果として表れるものであり、
この最高値から最安値へと至る期間には一定のサイクルがあると言えます。
そしてこのサイクルはすべて惑星のサイクルと連動しているのです。」


☆金融占星術については、後のコンテンツページの『金融占星術』を参考にして下さい。





W.D.ギャン

1878年米国テキサス州ラフキンに生まれる。1902年初めて綿花の先物取引を行い、以後、
生涯を通じて相場に関係。ブローカーを経て、投資家、アドバイザーとして名を馳せ、
その相場接近法は一般にギャン理論と呼ばれる。1929年の大恐慌を予言するなど、
相場予測に関して数々のエピソードを持つ伝説的トレーダー。1955年没。









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