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★一目均衡表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)は、チャート分析法の一つ。
都新聞(現在の東京新聞)兜町担当記者であった一目山人(いちもくさんじん)こと細田悟一によって、
1936年に考案されたテクニカル指標。
一目均衡表は基準線、転換線、先行スパン上限、先行スパン下限、遅行スパンから構成される。
2本の先行スパンに囲まれた部分は雲と呼ばれる。
価格と時間を重視し相場は買い方と売り方の均衡が破れた方向に動くとの考えに基づき作られた。
身につけば非常に有用とされる一方、売買のシグナルは多岐に渡り、出来高は考慮しないため、
所謂、ダマシにあうことも多い。
一目山人みずから手がけた解説本は全七巻にも及び、習得までの難度は極めて高い。
また、一部の巻が絶版になっているため、すべてを正しく把握できている者は極少数である。
株価チャートの複雑さに対し、
直近の売買価格帯の中心点(転換線、基準線)
過去からの価格変動(遅行スパン)
未来における、株保持者の購入価格帯層(先行スパン1,2、 雲)
を補助線として示し、現在の売買価格と補助線を比較することで、 価格と時間を軸として、
まさに一目で均衡状態を把握できるようにした点が画期的である。
■一目均衡表とは
一目均衡表は、文字通り一目で株価の均衡状態を捉えるチャートです。
特定の時間枠(具体的には9,17,26という基本数値と自らの波動から出る対等数値の組み合わせ)の中での
値動きとその中心地段を考慮し、将来の株価を予測しようというものです。
[基準線]
その日を含め、過去26日間の最高値と最安値のみを取り出した単純平均で、相場の大勢方向を示します。
(26日間最高値+26日間最安値)÷2
[転換線]
その日を含め過去9日間の最高値と最安値の単純平均です。
(9日間最高値+9日間最安値)÷2
[先行スパン1]
基準線と転換線の中値を26日先行させて表示します。
[先行スパン2]
過去52日間の最高値と最安値を単純平均し、26日先行させたものです。
※先行スパンは2つで中勢・大勢の支持・抵抗帯を示します。
[遅行スパン]
その日の終値を26日遅行させます。
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■一目均衡表の見方
先行スパン1と先行スパン2に囲まれた部分は「雲」と呼ばれています。
ローソク足と雲との位置関係を見ることで、相場の状況が判断できます。
ローソク足が雲より上を流れている場合は、上昇トレンドが強い相場。
反対に、ローソク足が雲の下になると、相場は下降トレンドが優勢と見るのです。
転換線と基準線の位置関係も重要です。
転換線が基準線の上方に動いていった場合は、相場は上昇トレンド。
基準線が転換線の上方に動いていくと、相場は下降トレンドと見ます。
ローソク足と遅行スパン線の位置関係は、遅行線がローソク足の上に行くと上昇トレンド。
遅行線がローソク足の下に行くと下降トレンドと見ます。
■変化日の予測
さらに、先行スパン1と先行スパン2がクロスする箇所(雲のクロス)は『変化がおきやすい日』と考えられています。
ただし、変化がおきやすいといっても、今までの動きと逆方向になるというのではなく、
上に行くのか下に行くのかは別にして雲のクロスしている箇所から、
新しい株価のトレンドが出る可能性があるという意味です。
先行スパン1と先行スパン2がクロスするということは
短期と長期のコストが一致するとも見て取れるので強気派と弱気派の力が均衡している状態でもあるのです。
ですので、変化が起きやすい状態と言えるのです。
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なお、「変化日」には次の3つの意味があるとされています。
1.「転換」・・・相場が転換すること。
2.「加速」・・・相場の転換がない場合は、それまでの動きが加速する。
3.「延長」・・・相場の転換がない場合は、それまでの動きが続く。
■タイム・サイクルと波動論
一目均衡表には、その他にも相場のサイクル的な捉え方や、
相場の変動を波動とみなして、そのターゲットを求める方法などがあります。
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より深く研究したい方にはこの著書を読むことをお勧めします。
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